「黒沢峠の敷石道」は、昭和55年、地元住民とボランティアに寄り掘り起こされてから、小国町の「文化財」に指定、文化庁の「歴史の道100選」にも選定され、地元が中心となって発足した「黒沢峠敷石道保存会」により敷石や峠道の保存がされてきました。
しかしながら、豪雨や雪解け水の影響により敷石が欠け、周りの土砂が流出して浮石状態になるなどして、このまま放置できない状況になってきました。
平成27年度は「やまがた社会貢献基金事業」の助成をいただき、広く県内・町内にボランティア作業の協力をお願いして保全作業を行いました。修復が確認できる個所も現れています。
平成28年度は「小国町教育委員会」から支援をいただき、引き続きボランティアを募っての作業を行いました。
<これまでご協力いただいた方々>
小国中学校、黒沢峠保存会とその応援団、小国町インターンシップ、小国高校ボランティアサークルさくら、基督教独立学園、小国町内外ボランティアの皆さん
■黒沢峠敷石道保存会のブログでも敷石道の保全・整備作業の様子を掲載しています。
山形県より受託した「歴史街道・十三峠観光資源活用事業」が、2名の新規雇用を行い平成23年6月からスタートし、平成23年12月末に終了しました。
今回の事業では、
@十三峠に関わる3町1村の地域資源をデータベース化した
A十三峠の距離を実測した
B峠の断面図を作成した
C里程標などを設置し、歩き易い環境を整備した などが成果として上げられます。
■この事業では、多くの方々に資料や情報の提供を していただきました。心から感謝いたします。
■この事業の成果は、越後米沢街道・十三峠交流会ホームページにまとめられています。